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子どもの詩集
たいようのおなら

  • 子どもの詩集<br>たいようのおなら
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子どもたちの飾らないことばとユーモアあふれるやさしい心が感動的な、豊かな感受性にあふれた子どもの詩集。灰谷健次郎氏の解説が、大人の共感を呼びます。

たいようのおなら

たいようがおならをしたので
ちきゅうがふっとびました
つきもふっとんだ
星もふっとんだ
なにもかもふっとんだ
でもうちゅうじんはいきていたので
おそうしきをはじめた

灰谷健次郎・編
長 新太・絵
定価:1200円+税
ISBN:978-4-931129-65-8
サイズ:20×16cm
ページ数:101p
対象年齢:5歳から
1995年刊

わたしの教師はこどもだった

子どもの詩を読んでいると、心が和む。くよくよ、いらいらすることがあっても、子どもの詩を読んでいると、ほぐされたように気持ちが柔らかくなり、いつか平穏になっている。もっと積極的に、生きようとする力のようなものが湧いてくることさえある。不思議だなあと思う。子どもが詩を書くとき、人を慰めてやろうとか、人を励ましてやろうとか、人を感動させてやろうとか思って書くわけではない。喜怒哀楽を、そのときそのとき、懸命に書いているだけで、他者を意識することはほとんどないのに、人の魂を揺さぶる。

著者紹介

<編> 灰谷健次郎

神戸に生まれる。児童詩誌「きりん」の編集を手伝う。17年間の小学校教師生活の後執筆活動に入り、「兎の眼」で日本児童文学者協会新人賞を、「ひとりぼっちの動物園」で小学館文学賞を受賞。1983年神戸に『太陽の子保育園』を開園。作品に「太陽の子」「我利馬の船出」「海の図」「少女の器」などがある。

<絵> 長 新太

1927年、東京生まれ。絵本「おしゃべりなたまごやき」で文藝春秋漫画賞を受賞。その他「ごろごろにゃーん」「おなら」「キャベツくん」「ぼくのクレヨン」「かさもっておむかえ」「つきよ」など多数の作品がある。奇想天外で独特なユーモアとのびやかな絵で、子どもから大人まで絶大な人気を得ている。

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