著者紹介
<文> 灰谷健次郎
神戸に生まれる。17年間の小学校教師生活ののち、執筆にはいり、「兎の眼」で日本児童文学者協会新人賞を、「ひとりぼっちの動物園」で小学館文学賞を受賞。1983年、神戸に「太陽の子保育園」開園。主な作品に、「太陽の子」「海の図」「少女の器」などがある。1979年、「兎の眼」「太陽の子」などの作家活動に対し、第一回路傍の石文学賞を受賞。
<絵> 坪谷令子
神戸に生まれる。小学校の美術教師として子どもたちの表現の仕事にかかわり、その後子どもの本の世界にはいる。神戸「太陽の子保育園」設立同人のひとりである。灰谷健次郎氏との作品に、「せんせいけらいになれ」「いえでぼうや」「ふたりはふたり」「うみにあるのはあしただけ」「海になみだはいらない」「島物語」シリーズなどがある。