2023年5月9日
新美南吉の詩の絵本「てんごく」が発売となります!
「ごんぎつね」や「てぶくろを買いに」「狐」の作者・新美南吉が、母への思いをこめてつづった詩「天国」。
絵本作家の長野ヒデ子さんは、新美南吉の全集でこの詩を見いだされ、
長年、絵本にしたいと思っていらっしゃいました。
その思いがたくさんこめられた、小さな愛らしい絵本「てんごく」が出来上がりました。
長野さんからは、下記のようなメッセージをいただいております。
「幼いときにお母さんを亡くした南吉は、『お母さん』という存在を作品に描きつづけてきた人でしたから、
お母さんたちがあるがままでいてくれるだけで子どもたちにとっては天国なのだという、
この詩を書いたのだと思うのです。
この絵本を、お母さんもお父さんも、そして子どものそばにいるたくさんの人たちが読んでくださって、
南吉の思いをうけとめてもらえたら願っています。」
2023年5月下旬発売予定です。
ぜひお手にとっていただければ幸いです。